制御盤設計・製作内容

制御盤とはその名の通り、装置や設備を自動で制御するための盤です。
普段の生活で見かけることはそうそうありませんが、工場をはじめとする様々なところに設置されています。
コンベアで運ばれている品物が行先に応じて勝手に振り分けられている映像や、人間の 代わりにロボットが製品を組み立てている映像を見たことはありませんか？
映りはしませんがこれらのシステムを動かしているのが制御盤です。
コンベアやロボットが実際に動く部分の手や足とするならば、制御盤とは手や足を動かすための指示や伝達を行う頭脳や神経にあたる部分であり、その場に人が介在することなく自動で装置や設備を稼働させるために必要不可欠な製品になります。

当社では、液体や気体の流量や圧力や温度等、さまざまな条件を制御するプラントシステムをはじめとし、ロボット等による生産システム、コンベア等による搬送システム、画像処理等による検査システム等、今まで様々な分野の工場に対し納入させていただいております。
皆様の身の回りにも当社が製造した制御盤が関わっている品があるかもしれません。

製作する制御盤につきましては、国内規格(JIS規格)への対応はもちろんの事、海外向けとしてのヨーロッパ規格(EU規格)やアメリカ規格(UL規格)への対応。
実際に使用される環境に応じた筐体構造(屋内型、屋外型)の対応や防蝕、防錆性を考慮したSUSでの筐体製作や耐塩塗装の実施。
パソコンや画像処理装置、RFID機器などの他装置との連携に対してはCC-LinkやDeviceNet、PROFIBUS等に代表される各種通信方式への対応を行うことで、さまざまなお客様のそれぞれのニーズに見合った設計製作を行っております。